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2004/11/14

オシムのコメント&選手たちへ

 公式にオシムコメントきました。

(対札幌戦記者会見より)

Q 来年の指揮は?
A このような試合を見たあとでは首をヨコに振るしかない。こんな試合ばかりでは、心臓が持たない。まあ、ベンチで死ぬのも悪くないけどね。

 …試合内容が分からないだけに何だかもう…

<追記>
 選手のコメントもきました。
 気になるのは阿部のコメントで

 すべては自分たちの実力不足から来ていること。ボクは試合に負けてすごく悔しい。ただ、他の選手にももっと悔しがってほしい

 とあるのだけれど、悔しがってない選手なんているの?
 本当に悔しがってない選手がいるんだとしたら、その選手は辞めたほうがいいんじゃないか。「負けたくない、勝ちたい」ってプロの選手として最低限のモチベーションじゃないの。ただ外にその悔しさを出せないだけで、阿部が感じ取れないだけで、本当はそんな選手はいないと思いたい。
 もうね、みんな謝るより勝って欲しいよ。ポイントポイントで負ける、って全部負けてるより悔しいよ。だって期待して期待して、ドンと落とされるってことでしょ。肝心なところで折れて欲しくない。
 そりゃ全部負けてたらそれはそれで怒るよ、当たり前。
 気持ちの問題って今に始まったことじゃないし、何度その言葉を聞いたか分からん。
 頑張ってるのも分かってる。
 ケガ人多いのも分かってる。
 でもだからって、どうしてこうなる?
 また気持ちの問題?
 じゃ、どうすればその気持ちの問題は解消されるわけ?
  大事なのは、「自分たちはもっとできる、勝てる」と信じること。
 (「オシムの提言」第1回より)
 もっと自分たちを信じてよ。気持ちなんかで負けないでよ。
 だってここまでやれてるんだから。
 何だかんだ言ったって、サポは信じてるから。信じざるをえないから。
 年チケも値段上がっても買うから。お金落とすから。
 お願いだから。
 
 

2004/11/02

シジクレイ邪魔。(やつあたり)

 「J-SPORTS」にて昨日の試合をおさらい。
 前半45分間と後半30分以降のみ観戦。
 いやあ…けっこう押されてるのな。
 こりゃ2-0で終わるわけないわ。
 後半30分以降は全然見てなかったので、とても新鮮に見入ってしまいました。
 ぎゃーとかわーとかのわーとか。
 試合終了間際の村井の右足シュートは何回見ても涙がにじむ。悔しいー!
 ちゃんと要田も詰めてたのになあ…ポストで跳ね返った角度がちょっとずれてれば、要田触れてたよ。
 そうすれば英雄だった…
 そしたら私も今日もう少し仕事頑張れた。
 パトラッシュ・・・何だかぼく、眠いんだ・・・

 シジクレイはやっぱり邪魔。立ちはだかりまくり。ものすごく邪魔。
 のかんかい、オッサン!と言いたくなる。うー。
 あとちっさいオッサン(フェルナンジーニョ)。ヤな動きー。
 はあ…2-0だったんだよなあ…前半終わった時はさ…
 ああ、足取りが重い。

 あ、EL GOLAZOね、1ページまるまる昨日の試合。MOM二川。あはあは…はあ。
 巻頭はナビスコ決勝ネタ。また浦和っす。あはあは、そりゃそうだ。
 Jの特集「サポーターのココロ」セレッソ大阪編にあったこの言葉で今日は〆。
 

セレッソにはモリシがいるじゃないですか。(中略)ましてや石を投げるとか、殴りつけるとかは絶対にしない。それは、モリシのチームメイトに対しても同じですよ
 
 愛されてるね、モリシ。
(蛇足)
 セレッソつながりで昨日の風はどんなのだっけ?さんところで見つけた「長居のおばちゃん」(アルパイinRedsさん)というお話、胸に染みました。こういう人が実は市原市にはたくさんいる、って言われたらすごく嬉しいのに。
 いや、まあジェフとしてはもっと試合見に来てくれるとよりいっそうありがたいですけどね。日曜日試合前にアピタ行ったら、普通に買物している人でごったがえしてたので、「今日試合なんですよーー!」ってアピタの中心で叫びたかったですけど。それはまた、別の話。
 
 

2004/10/09

国内サッカーのない休日は

 台風襲来。
 稲毛までジェフと駒大とのTGを見に行く予定だったがあえなく中止。
 日頃姉崎までなかなか見に行けないので楽しみだったけど、仕方なし。
 前回練習を見に行ったのは、2002ワールドカップ・韓国vsスペインの日。まだモラフチクがいた頃。モラフチク、プレイを生で見たのがこのときと松本の名古屋戦。ワクワクしたけどあっという間に見られなくなって撃沈。彼がいたらベン爺サッカーもよりおもしろくなったかなあ。関係ないけどウチの夫の後姿はモラフチクそっくり。

 雨が強くなる前に「MONSTER」の残りをざっくり購入。全部読み終わって脳みそがしびれる。

 昨日創刊された「EL GOLAZO」を読む。ナビスコ敗退しているのでジェフネタは来季中牧入団の記事とAFCユース選手権の水本評価点くらい。海外サッカーはよく分からないからなあ…。小ネタ集の「La Gazzetta dello Golazo」はネット見てる人には既知情報ばかり。リーグ戦再開でもっとJネタが増えると期待して、しばらく買ってみようかと。
 今日の夜は女子レスリングワールドカップ。伊調千春選手を見なければ。昨日のインタビューで是非優勝したい、と元気に言っていたのでとても嬉しくなった。
 ジェフだけじゃないけど、努力って報われて欲しい。みんな努力してるから、全てが全て報われるわけじゃないのも分かってるけどね。

2004/10/08

消極的な署名活動

 仕事帰り。
 駅の入り口で千葉ロッテユニを着た若い男性2人がなにやらプラカードを掲げていました。
 プラカードも文字も小さくてよく見えないのですが、赤い文字で「千葉ロッテマリーンズを千葉にとどめよう!」「署名お願いします」と書かれている様子。だが通りすがりの人たちに声をかける様子もなく、2人でこそこそ話し合っています。漏れ聞こえてきたのが「それでも署名します、って人にナントカカントカ」という言葉。

 ジェフだって松本移転も検討されたほどギリギリの状態があったわけだし、今だって観客動員はJ1最下位。あの楽天に「チームが強くなれば観客が増えるというものではない。EX)年間3位、観客動員最下位→ジェフ市原)」と勝手に分析されたほどのチームです。そんなチームを応援している者だもの、どこか遠くへ移転して欲しくない、という気持ちは痛いほど分かります。チームのために何かしたい、その気持ちの表れであるところの署名ならば、書きましょう。書きましょうとも。基本的には祭りに参加する気持ちで署名をする人には異議をとなえたい私ですが、本気の署名には暖かい気持ちで向き合う所存なのです。
 と、そんなことを考えながら声をかけてくるのを待って若者の周りをうろうろしてみましたが、全く声をかけてくる気配がありません。ただプラカードを通りすがりの人にぼんやり示すばかり。ここで私がもっと開けた人間だったなら、若者2人に積極的に声をかけ、「署名させてもらえる?」とでも尋ねるところですが、残念ながら私はかなりの人見知り。これがジェフの松本移転に対する反対署名ならば、プラカードを奪い取って署名活動しかねないイキオイはありますが、いかんせん千葉ロッテのためにそこまでやれる愛情はなく、彼らの態度もはっきりしないのでそのまま立ち去ってしまいました。

 夕方の人通りの多い時間帯でしたが、彼らはあのまま消極的な「署名活動」を行ってたのでしょうか。何だかせっかく行動に出たのにもったいない。やると決めたならとことんおやりなされ。まだ間に合うでしょうに。

2004/09/25

署名も、ラストゲームも信じない

 近鉄、本拠地最終戦飾る 別れ惜しみグラウンド1周 (スポナビ)

 ジェフで検索かけて流し見していたら、近鉄ホームラストゲームについて「とても冷たい感想」(日々備忘録)と題してジェフに絡めて書いているブログを見つけました。
 冷たい感想なんかじゃない、と私は思います。
 ジェフ市原からジェフ千葉へ、という名称変更への反対運動で実感しています。
 署名がいっぱい集まるのも結構ですが、一番大事なのはスタジアムへ足を運ぶことです。
 我が家ではあの件以来、署名が何万通集まったと聞いても「だからなに?」という感想しか抱けなくなりました。市原という名前を残して欲しい、そう署名をした10数万人のうち、あれから一体何人がスタジアムへ足を運んだのでしょう。
 近鉄の合併反対についてもそうです。合併騒動の後もニュースで流れる近鉄戦、スタンドガラガラだったです。サッカーとはキャパが違う?そういう問題ではありません。ホームでのラストゲームには48000人来られるんです。人にはいろいろ事情があることも分かっています。でも、野球は年間何試合あるんですか。
 プロ野球のスト決行のときだって、「プロ野球のない週末はつまらなかった、テレビ観戦を楽しみにしているのに」という意見が新聞に載ってました。うちは読売新聞なんで特にこんな感じだったですけど、テレビで見てるだけじゃダメなんです。球団がなくなってほしくない、ならばスタジアムへ行くしかないんですよ。テレビでしか見られない状況下にある人まで強要する気は全くないです。
 ラストゲームを見に行く気持ちがあるなら、どうしてもっと見に行ってやらないのか。腰をあげようとしないのか。
 ラストがどんなに盛り上がっても、チームがなくなってしまうという悲しみは、ずっと残るのに。

2004/09/24

ライブドアと珠緒ちゃん

 ライブドアスポーツから検索で飛んできてくださった方、申し訳ありません。
 プロ野球については前回の記事の中にちょろっと出てくる「プロ野球チップス」しかありません。もう二度と訪れることはないでしょうが謝っておきます。楽天とライブドアの仙台対決については、ええと…ライブドアの検索でこちらにいらっしゃる方が多いので(と言っても日々全部で10人ちょっとしか閲覧者ございませんが)、ライブドア頑張れ、とだけ申しておきます。三木谷社長はヴィッセル神戸のチームカラー変更で私にとっては悪印象。自分の出身大学のスクールカラーだから、って理由がイヤすぎます。無理やり理由をつけて変更の説明をさせられたヴィッセルのスタッフが気の毒。

 ところで。
 昨日の上沼恵美子特番にまたさとう珠緒です。
 ご近所から嫌われる主婦役を再現Vで演じる珠緒ちゃん。
 スタジオ戻って、うるうる目の珠緒ちゃんに突っ込みを入れる上沼。
 「その態度ヤメ!」と言ってみても、口の動きだけでちょっと「ゴメンな」と謝る上沼。
 うーん、上沼恵美子が嫌いになれないのはこの小さな気配りのせいか?
 関西ローカルの番組で2人の顔合わせを見て以来、いいコンビだと思っているのですが…
 珠緒ちゃんのうるうるとくねくねが存分に発揮できる上に、上沼恵美子の愛あるツッコミ。
 結構上沼恵美子は珠緒ちゃんを気に入ってるのでは?
 「ええ年なんやから、ええ加減にし!」と言いながら、スタイルを貫く珠緒ちゃんにきちきち突っ込んであげてるとこが優しい。
 この2人が一緒に出ている番組には目が離せません。
 三田村邦彦、この方向で行くことにしたのな…『眠れない夜を数えて』の頃はまだかっこつけてられたのに。
 

2004/09/13

ヤワラさんを考える(もうやめたい)

 やべっちFCを見ていて思ったこと。
 女子レスリングの伊調千春選手鹿島アントラーズの深井正樹は似て蝶。
 伊調さんの画像を探していたら、中京女子大のHPのキャッチフレーズが「チュッチュキャンパス」だったことを発見。チュッチュて。なんか恥ずかしい。

 話は全く変わって。
 ここ何日かヤワラさんのことばかり考えていたら脳みそがしびれてきたのでいいかげんもう止めようと思う。
 大概の人ははヤワラさんは柔道以外についてはやりすぎだ、と思っているものだと思っていたが、ココログで「ヤワラ」で検索してみると、意外なことに彼女に好意的なブログも多く、おどろいた。(なぜか「ヤワラさん」だと出てこない)「ヤワラちゃんのことを叩いている人は、ひがんでいるのだ。彼女が心底羨ましいに違いない」と断言する人までおり、深く考え込んでしまった(その人はどうやら女性であるらしかった)。
 文春のアンケートでも、彼女が公私共に前向きで、欲しい物をすべて手に入れる姿勢を「人間の崇高さというものを感じさせてくれる」(50代、専業主婦)という回答があったけれども、す、崇高??
 結婚おめでとう接待番組で谷選手とのファーストキス秘話をハキハキと語るのも、始球式にヘソ出しルックで赴くのも、恋愛の勝ち組目線で発売する恋愛成就のお守りも、努力の賜物、人間の崇高さをお感じになるのですか、50代専業主婦の方?
 最近、飯島愛までもが「ヤワラちゃんはマジ可愛い、気が利くし、絶対モテると思う」と言う。爆笑問題太田の「それはどうかと思うなー」という返し。ありがとう太田。「それ言うなよ!」という田中のツッコミもよし。
 いい人なのは分かってるから。
 それと恋愛成就のお守りつくって売っちゃうのとは別件だから。
 恋愛成就なら出雲大社行くから。
 ヘソ出しルックもいらないから。
 谷選手にだけ見せとったらいいから。
 本当に、サービス過剰だから。

 今度、ジャンクスポーツの特番で「なでしこジャンク(女性アスリート特集)」やるらしい。
 やばい、見てしまいそうだ。

(ヤワラさんに関する過去記事)
 ・違う、そうじゃない!
  
 
 

2004/09/09

違う、そうじゃない!

 ↑鈴木雅之のように。
 今週発売の週刊文春に「女が嫌いなスポーツ選手」というヨタ記事が出ております。
 中吊り広告のサブタイトルには「金メダルはなんとヤワラちゃん」。この私が読まないでか。
 それにしても文春の記者さん、その結果はびっくりするようなことじゃないですよ。
 記事にはヤワラさんについてのアンケート回答がいくつか紹介される中、最後にこんなコメントが。

「これまでは決して目鼻立ちが綺麗ではないことから許されていたんですが、最近は肌も綺麗で可愛くなっている。これで一気に妬みが広がって、悪口が解禁されたと言う感じです」(フリーライター・塚田扶美氏)

 …妬みが広がって…妬み…ネタ見?
 こういう意見を最後に持ってくる意図は何なんだ、文春よ。
 「どうせ女が嫌いとか言ってんのはよー、妬みとか嫉みなんだよ、しょせん。ロジックとかねえんだよ。珠緒ちゃんのこのとも嫌ってるくらいだしよー、くだんねーなー、女っつうのはよ、ガッハッハ」という文春的おぢさんたちの女性蔑視か、はたまたヤワラさんに対するメガトン級のイヤミか。後者であってほしいですが、残念ながら記事全体のニュアンスからすると前者でございましょう。
 あのですね、妬みってのは自分がそうなりたいと望んでもそれが叶わず、可愛さ余って憎さ百倍、ぎりぎりと歯ぎしりをするような想いな訳ですよ。それを妬むと言うんです。翻って、ヤワラさんになりたいと望んで、それが叶わないがため歯ぎしりしている女性がこの世の中にいったいどれだけいると思っているのでしょうか。48キロ以下級女性柔道家で、戦っても戦ってもヤワラさんに勝てず、いまも努力を続けている方々は別として。そんな彼女達はヤワラさんに「柔道で勝ちたい」、柔道それ自体に特化した憧れは持っているでしょうけれども、自分のグッズ作って「be beautiful」って書き入れたいわけじゃないでしょう。
 ま、文春らしいといえば文春らしいヨタ記事です。気になったことと言えば、福原愛選手の好きな芸能人が押尾学だったってことでしょうか。
アンケートに答えた20代から50代女性たち1000人てのが一体どこから出てきたのか知りませんが、一度「社会調査のウソ~リサーチリテラシーの勧め」(文春新書)を読むといいと思います。

 ところで、私イチオシの伊調千春選手が嫌いな女性選手7位にランクインしているではないですか。
 私は伊調千春選手に熱いエールを送りつづけます!

 

2004/09/07

欲望に抗えない

 私には困った性質があって、好きじゃないものを見てはいちいち突っ込みたがる。例えば、村上龍がサッカーについて書いたコラムを読みたがる。どうせ海外サッカー絶賛、Jリーグ見下し(下手すると触れてすらいない)だってことは分かっている。なーにが「サッカーで飯を食ってないから好きなことが言える」だあ?本を出してる時点でなあ、お前はそれで飯食ってんだよ!…とまあこんな調子で、腹が立つし、突っ込みまくるし、精神衛生上いいことは一つもないとわかっている。分かっているのに、好きじゃないものを見て突っ込みたい、という妙な欲望に抗うことができない。

 そんなわけで9月6日の夜、見てしまいました。「スーパーテレビ 谷&ヤワラ 愛の実話」愛の実話ですよ、奥さん!
 いつも思うのですが、やっぱりヤワラさん(故ナンシー関命名)は柔道をやっているときがステキなのです。試合はすごいのです。私も正直、オリンピックのとき金メダルが決まった瞬間だけは感動しました。なぜなら細木数子の予言にことごとく屈していく有名人が余りに多いから。思わず「よくやった!」と思いました。でもしゃべりだすと「もういいです」という気になってくる。なので、スーパーテレビは「もういいです」だらけなわけです。
 きっとヤワラさんはいいひとなのでしょう。日本テレビのスタッフが「結婚披露宴を中継させてください」と言ったら「お仕事ですからね,わかりました、お役に立てるなら」と引き受けてしまうのでしょう。また「夫婦でオリンピックの取材がしたい」と言われたら「それじゃあ是非」と応えるのでしょう。
 でも、もういいではありませんか。日本テレビのスタッフも、もう申し込むのはよしましょうや。そしてヤワラさんももう引き受けるのはよしましょう。断ったって誰も文句は言いません。それどころか「もっと早くそうしていれば…」と思うことでしょう。
 すみません、つい力が入ってしまいました。

 わたしが嫌いなものをつい見てしまうのは、昔誰かが「私の著作を見ないで批判するやつは、批判する資格なし。読んでから文句言え」と書いているのを読んだからなのだ。それは確か宮台真司だったような気がするが定かでない。「上等だ!読んでやろうじゃないか!」という、日頃は全く発揮されない反骨精神(なのか?)がなぜかこんなところでだけ発動する。自分でも不毛だ、ムダだ、と思うのだがやめられない。本当に、もうやめたい、いらない欲望なのである。

2004/08/24

伊調千春と広山望(強引です)

 昨日の夜は女子レスリングに釘付け。
 代表選考会のころ、テレビで伊調姉妹を追っていた番組を見ていたこともあったのと、天才肌で天然派の下を持つ姉ってところに共感して(私には体育会系天然派の弟がいるのです)、伊調千春に非常に肩入れ。
 天然派の下がいると上はいろいろとやりづらいものなのです。
 銀メダルで硬い表情の彼女に、インタビュアーが「今までの努力の結果がメダルに出ましたね」てなことを言っていて、前評判は金メダルだった人にそれ言うたらあかんがな、と突っ込んでしまいました。最後の最後に負けてしまったのが努力の結果かい、と。凡人が挑戦してるんちゃうねんぞと。
 今日になって新聞を見ると、彼女は東洋大学に入ったものの、レスリング部員が3人しかいないため練習にならず、翌年退学してレスリングの名門大学に入りなおしたそうです。元のとこからは「裏切り者」よばわりされたこともあったとのこと。でもレスリングやるために入ったのにちゃんと練習ができないんじゃ、辞められて当然だとも思うのですが…。

 さてここでちょっと強引に、ジェフサポにとっての裏切り者といえば、今ホットなのは広山です。
 (強引過ぎて自分でもあきれています)
 伊調さんの転学を裏切り者よばわりされるのは「ひどいなあ、かわいそうに」と思える私ですが、広山のパラグアイ・セロ・ポルテーニョレンタル移籍後の正式移籍の経緯については、広山の行為の方が「ひでえなあ、ジェフがかわいそうだ」なわけです。
 この感情の違いは何だろうかと。
 今日うだうだと考えてみたのですが、あの当時、私が頭に来てたのは、広山自身が移籍金なしな選手でいいのかよ、ってこともあったなあと思い出しました。
 移籍金0って価値をひっさげて外国行って、それでいいのかと。
 とにかく違う環境でやりたかったとか、広山には広山なりの考えがあってのこととは思います。
 でも「移籍金0だから、お安くしときまっせ」的な感じにも思われて、広山には広山にふさわしい価値があったんじゃないのかと思ったわけです。変にプライド高くても困りますけど、そんなにディスカウントせなんでも、と。
 まあ、プロだからこそ行けそうなときに行っとけ、って判断をしたとも言えますけどね。

 他サポからは粘着だ、横暴なチームだなどと言われますけど、ほんま、ジェフってチームにはお金ないですから。ない中、レンタルで海外に出して挙句「移籍金0だからさようなら」って言われたら泣きますよ。山口智や酒井には恨み言言う気にならないのは、やっぱりきちんとお金はらってくれたし、ってとこもあるように思われます。

 まあ長々考えた、とか言ってみても要するに自分がジェフサポだから、って理由以外に何があるんだ、って話なんですが。
 それはそれとして、伊調千春さんの仏頂面に惚れました。彼女がはればれと金メダルを掲げる姿、次のオリンピックで見られればいいなあと思っています。

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